ブログ
-
脳神経外科の道具箱2026.10.9
脳血管撮影とは?痛み・入院・造影剤の疑問に脳神経外科医が答えます
脳血管撮影とは、細いカテーテル(管)と造影剤を使って、脳の血管の様子をくわしく撮影する検査です。血管の「地図」を、これ以上ないほど精密に描き出します。痛いのか、入院は必要か。脳血管撮影とは何かを、脳神経外科医の井上靖章が […]
-
脳神経外科医 井上靖章 手記2026.10.7
Top surgeonとは何か — 5年かけて辿り着いた、私の答え
一流の外科医、Top surgeonとは、何なのか。手術が上手い人、という若い頃の答えは、5年かけて別のものに変わりました。脳神経外科医 井上靖章が、称号の先にあったものを綴る、連載「脳神経外科医 井上靖章 手記」第20 […]
-
分岐点2026.10.5
若い人の未破裂脳動脈瘤、治療は| 分岐点
若い人に見つかった脳動脈瘤は、早く治療すべきか——。30代、40代で偶然こぶが見つかると、「これから何十年もあるのだから、今のうちに」と考えたくなります。私が、若い世代の脳動脈瘤を、時間という物差しでどう考えるかをお話し […]
-
手術室より2026.10.4
海の向こうの、当たり前
フローダイバーターのような新しい道具は、術者に何をもたらすのか。この記事では、私が留学先で知った「デバイスラグ」と、道具を持ち帰るということについて、書いてみたい。 留学していた頃、ある手術を見て、言葉を失ったことがある […]
-
患者さんへ2026.10.2
くも膜下出血の治療費用はいくら? 手術と長い入院の自己負担、ご家族がいま確かめたいこと
家族がくも膜下出血で運ばれ、手術の説明を受けたあと、後遺症や今後の生活への不安とともに、廊下でふと頭をよぎるのがお金のことです。この記事では、くも膜下出血の手術と入院にかかる費用を、自己負担の上限、長い入院で知っておきた […]
-
脳神経外科の道具箱2026.10.2
私が使うクリップ——選ぶ手元の話|脳神経外科医の道具選択論
私が使うクリップの話を、少し書いてみます。脳動脈瘤クリップとは、血管にできたコブの根元を挟んで血流を遮断する、チタン製の小さな器具です。同じ道具でも、術者によって選び方も掛け方も変わります。脳神経外科医の井上靖章が、十数 […]
-
脳神経外科医 井上靖章 手記2026.9.30
「匠の手」を手に入れるために — 私の修行時代
「匠の手」と呼ばれるものは、生まれつきの才能ではありません。ガーゼの繊維を縫った夜、手首を封じた練習、盗むしかなかった技術、脳神経外科医 井上靖章が、脳外科医の修行の中身を具体的に綴る、連載「脳神経外科医 井上靖章 手記 […]
-
分岐点2026.9.28
頭蓋内動脈狭窄、薬かステントか| 分岐点
頭蓋内動脈狭窄症の治療では、薬で管理するか、ステントで狭いところを広げるか——。「脳の中の血管が細い」と言われると、多くの方が「広げてほしい」と願います。私が、まず薬を土台に置く理由と、ステントを足す線引きをお話しします […]
-
手術室より2026.9.27
道がないなら、道をつくる
脳動脈瘤の再発で、ほかに打つ手がないと言われた時、術者はどうするのか。この記事では、開頭と血管内を組み合わせて「道をつくった」一例と、その手術リスクへの覚悟を、書いてみたい。 「もう、打つ手がないと言われました」。 外来 […]
-
脳神経外科の道具箱2026.9.25
ステントリトリーバーとは?血栓を絡めて引き抜く道具を脳神経外科医が解説
ステントリトリーバーとは、脳の血管を詰まらせた血のかたまり(血栓)を、網目状の器具で絡めて引き抜くための道具です。急性期の脳梗塞に対する血栓回収療法で使う、中心的なデバイスです。どうやって血栓をとらえるのか。ステントリト […]